M・U

「良いものを作る」信念を貫く。粘り強さで築いた加工技術

製造・組立部 / 岩手工場

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入社のきっかけと、工業高校での経験について教えてください

幼い頃からプラモデル作りなどの「ものづくり」に親しんでいたため工業高校に入学し、就職の際はものづくりに携われる会社を希望していました。担任の先生からの勧めもあり、多加良製作所への入社を決意しました。

入社後は金型製造部門に配属され、マシニングセンタという機械を使用して加工する担当になりました。途中数年間、放電加工部の業務に携わっていましたが、最も長く所属しているのは金型製造部門の切削加工部です。

入社当初はどのように技術を習得されたのですか?

入社当時、金型製造部署のメンバーは私を含めて3名のみで人手が足りず、業務が多忙を極めていましたので、先輩から直接指導を受ける時間は限られていました。そのため、先輩の作業を観察したり、空き時間で自主的に勉強したりして技術を習得しました。人数が少なかった分、入社早々から実践的な業務に携わることができたのは貴重な経験でした。

現在、若手社員を指導する際は、いきなり実践に入るのではなく、テストピースでの練習や基礎的な学習から始めるようにしています。私の時代とは指導方法が変わりましたが、現在の指導方針を考える上で、当時の実践重視の経験は糧になっていると思います。

これまでで印象に残っている案件について教えてください

特に印象に残っているのは、約20年前に東京の本社工場で担当した金型メンテナンス業務です。お客様へ納品した金型の不具合や修正箇所が発生した際、お客様のところへ伺って金型を持ち帰り、再加工、再納品するという一連の業務を担当していました。

既に完成した製品の金型でしたので、失敗は絶対に許されません。また、納期も非常にタイトで、「不具合で持ち帰った金型は必ず翌日再納品」といったケースが多く、その対応が最も困難でした。現在では考えられないような働き方ですが、夜遅くまで対応することもあり、何としてでも納期に間に合わせるという一心で仕事にあたりました。

その経験から学んだことはありますか?

不具合発生などの緊急事態の時は柔軟に対応できるよう、日頃から事前に準備をしておくことの重要性を学びました。適切な工具の準備、加工方法の検討など、考えられるあらゆる準備を事前にしておくことが成功の鍵であると実感しました。

現在は若手社員にも「失敗してもいいから、自分で考えて作業してほしい」と伝え、主体的に考える姿勢の大切さを強調しています。

仕事をする上で大切にしている考え方は?

「良いものを作る」ということを最も大切にしています。確実で品質の高い製品を作り上げ、周囲からの信頼を得ることが重要だと考えています。

「良いものを作る」というモチベーションの源泉は、加工の難易度にもあります。技術的に困難な課題に取り組み、それを達成できた時の充実感は格別です。難しい案件ほど達成感も大きく、次はより難易度の高い加工に挑戦してみよう!といった意欲に繋がっています。

他部署との連携について教えてください

この仕事の醍醐味は、多くの人が協力してひとつの製品を完成させることにあります。一人では成し得ない仕事だからこそ、他部署との連携や話し合いが非常に重要になります。

具体的には、自分から他部署に出向いて「この部分の加工はどのように進めるか」「どのような方法が良いか」などの相談をします。特に、後工程を担当する部署が作業しやすくなるように配慮し、意見交換を重ねながら最適な方法を見つけています。

全体を見渡した視点で良いものを作るためには、こうした連携は不可欠だと考えています。

職場の雰囲気はいかがですか?

人間関係に恵まれていると感じています。もちろんさまざまな方がいますが、全体的に見ると良い人ばかりです。職場の雰囲気はアットホームで、所属する部署や周辺部署の方と気兼ねなく話すことができます。

どのような人が多加良製作所に向いていると思いますか?

根気強さが最も重要だと思います。

技術習得は一朝一夕にはいきません。積み重ねによって技術を向上させていく業種なので、継続的な努力によって成長し続けることができる方が向いていると思います。また、実際に長く勤務されている方は、そうした気質をお持ちの方が多いと感じています。

失敗しても次々と挑戦を続けられる人、粘り強く取り組める人が向いていると思います。

求職者の方へのメッセージをお願いします

ものづくりが好きな方に来ていただきたいと思います。特に、根気強く、自分から積極的に学び続けられるような意欲的な方と一緒に仕事をしたいと考えています。

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